イギリス

クイーンズイングリッシュ

英語圏の中でも、イギリスといえばクイーンズイングリッシュの大本山です。
伝統のある歴史がある国で、日本と同じ海洋国家です。

その中に近代的な文化がまじりあっているのが、
イギリスの特徴であるといえるでしょう。

イギリスと日本人は一言で済ませますが、
正式名称はグレートブリテンおよび北アイルランド連合王国という長い国名で、
4つの国からなる連合国です。

地域によって文化が違うため、
ワーキングホリデーで滞在する場所によっては、
全く違う感覚を受けるでしょう。

したがってイギリス人という呼び方も日本での呼び方で、
イングリッシュ、ウェルシュ、スコティッシュ、
アイリッシュと地域によって異なります。

こういったことも細かいことではありますが、
ワーキングホリデーを考えているのであれば頭に入れておかなければいけません。

ワーキングホリデー査証ではなく、YMSという方式がある

ワーキングホリデーでイギリスを選びたいと思っている場合、
他の地域とは全く違う方式になることを忘れてはいけません。

イギリスは2008年にワーキングホリデー査証は廃止され、
YMSと呼ばれる方法に変更となっているため、注意が必要となるのです。

このYMSはYouth Mobility Schemeと呼ばれているもので、
抽選制になっています。

他国では申請をすることで済むわけですが、
定員も定められており、簡単に行ける国ではなくなったのです。

特にイベントがある都市は、抽選倍率が増加してしまい、
さらに渡航しにくい国になったといえるでしょう。

その分だけ自由度も高く、滞在期間は2年までであり、
同じ雇い主の下で働き続けることができるなど、独自システムを打ち出しているのです。

対象年齢が30歳までというのも、大きな部分となっています。

申請に関しては、渡航者本人が英国ビザ申請センターに直接申請をしなければいけません。
さらに大阪と東京にしかないうえ、事前予約も必要となるので、
計画を立てて行動する必要があるでしょう。

応募する際には、ランダムな抽選であるということを忘れてはいけません。
中には手数料次第で特別扱いされるといった情報も流れてきますが、
そういったことはありません。

YMSの発表前にビザ取得が確定するといったこともありませんので、
細心の注意を払っていくといいでしょう。

こういった部分には厳格な国ですので、
不確定情報には気を付ける必要があります。

イギリスの場合には就労査証ということが大きな意味を持つ

イギリスでのワーキングホリデーでは、就労期間の規定が存在しません。
同じところに勤め続けられる理由となっていますが、
これはワーキングホリデー査証ではなく就労査証だからなのです。

変わったところでは、個人事業主として起業することもできます。
こういった部分は、他の国にはない特徴といっていいでしょう。