ワーキングホリデー

ワーキングホリデーとは

何となく聞くことはあっても、
よく意味が分からないということは多々あるものです。

グローバル社会になり、
ワーキングホリデーもよく使われる言葉となりましたが、
はっきりと意味が分からなかったりするでしょう。

18歳から25歳または30歳という青年期において、
異なる文化で休暇を楽しむことをワーキングホリデーといいます。

滞在資金を補うために、
現地で就労することもできる特別な制度でもあるため、
利用を考える人も多くなりました。

ただし、2国間の協定が成り立っていなければならず、
どこでも行けるわけではありません。

日本と協定を結んでいるのは、
オーストラリアやニュージーランドが有名で、
台湾や韓国、香港といったアジアの国や、フランス、
イギリス、アイルランドといったヨーロッパも含まれています。

現在は12か国にとどまっていますが、
制度導入を考えているイタリアやポーランド、スペイン、
ハンガリーといった国もあり、
これから先はさらに拡大していくことが予想できます。

数多くの国になり筒はありますが、
一生のうちに同じ国には1回しか利用することができず、
申請条件も常に変化してきています。

正確な情報をつかみ確認しておくことも、
ワーキングホリデーには重要な要素となるでしょう。

ワーキングホリデーと仕事の関係

ワーキングホリデーで長期滞在する場合、
収入を得なければ滞在することが難しくなります。
その際にも就労ビザの必要がないところが最大の特徴といえるでしょう。

ワーキングホリデーで働く場所としてメジャーなのは、
ホテルといった観光業や接客業です。

なぜならば、多くの国の人が訪れる可能性があり、
母国語が役にたつ可能性があるため、
雇い入れてもらえる可能性が高いのです。

特にこうした傾向は、
日本人観光客やロングステイの多いオーストラリアに強いでしょう。

これはウエイターやウエイトレスでも言えることですが、
時給の安定感がオーストラリアにはあるということがあります。

採掘資源の景気によって社会経済が安定しているということがありますが、
2012年あたりから減速傾向にあるため、
シドニーのような土地を離れると少なくなっています。

こういった社会情勢も絡んでくるのが、
ワーキングホリデーの特徴でもあるといえるでしょう。

仕事から間人期先を選ぶということもある

収入がなければ長く滞在することもできないわけですから、
仕事をすることを考えて入国先を考えることも重要です。

そこには、生活費をまかなうという意味がある以上、
物価水準も考えていかなければいけないでしょう。

仕事の需要は都市部に行くほど高まることは間違いありません。

語学が堪能であれば、どんな年でも仕事を探すことができますが、
そうではない場合には都市部を外すとかなり苦しくなっていきます。

田舎での生活が、物価を下げるという意識も捨てなければいけないでしょう。
これは日本だからこそ成り立つ話で、
経費が掛かる分だけ高くなっていたり、
自給自足だからこそ安く上がったりするということも珍しくないのです。

国が変わり、地域が変われば話も変わります。
しっかりとした情報をつかみ、
分析したうえでワーキングホリデーは利用していくべきものでもあるのです。