カナダ

カナダの概要

カナダといえば、アメリカの北方にある国という印象が強いでしょう。

ワーキングホリデーの渡航先としては、オーストラリアに次いで多く、
定員は定められていても、12月あたりまでは満員にならないため、
一年中申請ができる国であるともいえます。

カナダといえば、地理的にはアメリカの北方であることから、
英語圏の国であると考えがちです。

しかし、母国語としてはカナダ英語とフランス語が設定されており、
平等に扱われています。

ケベック州やオンタリオ州オタワなどでは、
第一言語としてフランス語がつかわれており、
特にケベック州ではフランス語が公用語として
設定されていることに注意しなければいけません。

ですが、元々移民の多い多民族国家のため、
あまり語学ができなくても受け入れてくれるような土壌を持っている国でもあるのです。

カナダへワーキングホリデーに適している場所は

カナダをワーキングホリデーの渡航先として考える場合、
一番人気となるのはバンクーバーでしょう。

気温的にそこまで下がらないため、
日本からの航空便も数多く、観光としても人気の都市です。

オリンピックが開催されたこともあるため、
都市整備も進んでいるため、仕事も探しやすいといえるでしょう。

トロントもワーキングホリデーで渡航する人が多い都市です。
バンクーバーよりも気温が低いですが、オンタリオ州の州都であり、
カナダ最大の都市であるということが大きいでしょう。

フランス語圏ですが、モントリオールも人気です。
ケベック州最大都市で、トロントに次ぐ都市になります。
アメリカ国境に近く、
スポーツイベントも盛んなところが人気の的になっているといっていいでしょう。

カナダを選ぶメリットとデメリット

ほぼ一年間申し込みすることができるカナダではありますが、
冬が明けた3月から4月にかけて出発する人が多くなっています。

少し我慢してなれたことには夏が来るというのが、最も大きな理由といえるでしょう。

カナダを選ぶ利点の一つとして、就労規定が存在しないということがあります。
そのため、一つの雇用主のもとで働き続けることが可能で、業種も限定されていません。

ただし、時給は高くなく、仕事が見つけにくいといった面も持っています。
冬に入る10月から4月にかけては特に見つけにくく、経済的にも悪化していきます。

逆に見つけやすい時期というのもあります。
それが夏前とクリスマス時期で、
とても大きなお金が動く時期となっています。
特にクリスマスは、特に盛大に行われるため、多くの人員が必要となります。

猫の手でも借りたい時期ともいえるため、多くの仕事が発生してくるのです。
そのため、ワーキングホリデーをスタートさせるのにも、
そういった時期をぶつけるということが選択されてくるのです。