シンガポール

シンガポールのマーライオン

ワーキングホリデーとは

ワーキングホリデーとは、二国間の協定に基づいて各々の国が、
相手国の青年(18~25歳もしくは30歳)に対して、
自国の文化や一般的な生活様式を理解する機会を提供するため
一定期間の休暇を過ごす活動とその間の滞在費を補うための
就労を認める査証(ビザ)および出入国管理上の特別な制度です。

この制度を受けるには、日本にある相手国政府の大使館又は
領事館等に対して申請を行う必要があり、
1回しか使えない(オーストラリアは2回)という条件などもありますが、
詳しい条件は相手国によって変わってきますので、
問合せをしたほうが確実だといえます。

人気の国・シンガポール

このワーキングホリデーで人気が高い国は、シンガポールです。
東南アジアに位置するシンガポールは、
シンガポール島を中心とした63の島から成り立っている国です。

シンガポールは世界でも有数な観光国でありながら、
IT産業やアジアの物流の拠点でもあり、
一人当たりのGDPがアジア1位という大変豊かな国でもあります。

人気が高い最大の理由は、治安の良さです。
現在日本では猟奇的な事件などが新聞やニュースで報道され、
治安が荒れてきたと思われがちですが、世界レベルで考えると平和な国です。

欧米からの旅行者は、自動販売機の多さに驚きます。
欧米ですと自動販売機=中にお金が入っていると考え、すぐに壊されてしまうそうです。

シンガポールも日本に引けを取らないほどの治安の良さで、
女性にも安全な国だといえます。

海外を旅行されたかたは分かると思いますが、
トイレというのは衛星面だけではなく、治安とも重要な結びつきがあります。

トイレが綺麗な場所は安全であり、汚れている場所は治安が悪いのです。
綺麗なトイレというのは、人がそれだけ手入れ(清掃)を行っており、
人の出入りがあります。いつ人が来るか分からない、
そうなるとトイレで犯罪は起こし辛いのです。

日本は水道水が飲める世界でも珍しい国ですが、シンガポールも水道水が飲めます。

医療面も充実しており、日本語が使える場所も多いので安心して楽しめる国なのです。

シンガポールの国土は広くはありません。
その全土は東京23区ほどで、半年もあればすべてを見ることができます。

またシンガポールは他民族が入り乱れる国でもあり、
食文化もシンガポール料理だけでなくいろいろな国の食事が楽しめます。

その価格も日本よりも安価ですので、
より楽しむことができるのです。

注意点

シンガポールで気をつけなければいけない点が二つあります。
まず一つは罰金制度です。

有名なところですと、ガムの投げ捨てです。
唾を吐いても罰金となりますので、ゴミのポイ捨てには注意して下さい。

もう一つは気候です。
東南アジアに位置する熱帯気候ですので、年間を通して気温と湿気が高いのが特徴です。
気候に体が慣れるまでは、無理な行動は控え水分補給など体調管理を行って下さい。