ドイツ

ドイツでのワーキングホリデー

ワーキングホリデーは、二国間の協定に基づいて、
青年が異なった文化の相手国で休暇を楽しみながら、
その間の滞在費を補うために一定の就労をすることを認める査証および出入国管理上の制度です。

ドイツとのワーキングホリデーは、
滞在可能な期間は3ヵ月以上1年以内で、
申請できるのは1回限りとなっています。

申請条件は、日本国籍を有していること、
18歳以上であり申請時に31歳に達していないこと、
親族(子供など)の同行は不可となっています。

申請場所は国内では長野、山梨、静岡、
新潟もしくは同県以東に在住している人は東京のドイツ大使館。

愛知、岐阜、富山もしくは同県以西に在住している人は、
大阪のドイツ総領事館で受け付けています。

ビザ無しで入国しても、外国人局で申請することも可能です。

また世界各国の大使館や総領事館でも受付けていますが、
受付けてくれないケースもありますので、
事前に直接大使館や外国人局に問合せておいたほうが確実だといえます。

必要書類は、記入済みのビザ申請書1部と誓約書、
パスポート用写真、日本国パスポート、往復航空券予約の証明書、
ドイツでの全滞在期間有効な旅行者用医療保険および旅行賠償責任保険、
生活費支払い能力の証明となります。

申請手続きは本人が直接行う必要がありますが、
必ずしも発行してくれるとは限りません。
追加で書類が必要になる場合もありますので、
確認を取り余裕をもって申請を行ったほうがよいでしょう。

アルバイトがしやすいのは、
観光地の土産店などのシーズン雇用や日系レストラン。

観光地が多いのは南ドイツで、
日系企業が多くレストランなども多いのが、
デュッセルドルフ、ミュンヘン、フランクフルトなどです。

ドイツでの注意点

ドイツはヨーロッパでは治安がよい国です。
経済も安定しているほうですので、表立った危険はあまりありません。

ですが日本と同様に大都市の駅などでは置引きやスリなどの被害報告は多いので、
ブランドバックなどで無用心なマネだけは控えてください。

また偽警官などもいますので、警官に話しかけられた場合は、
相手のIDを確認しておく必要があります。

ドイツは工業国家であり、日本と同様に車大国でもあります。
高性能な車も多く、
それを象徴するかのように速度無制限の高速道路アウトバーンがあります。

車好きの人だけではなく、
ドイツで移動するとなるとアウトバーンを走行することになるのですが、
アウトバーンはすべてが速度無制限ではありません。

速度制限区間や車種により制限速度が存在してあり、
日本と同様に無人カメラや警察による取締りが行われています。

また日本と違い、車のリミッターの上限が違いますので、
ファミリーカーであってもかなりのスピードが出ます。

急なハンドル操作やブレーキ操作は厳禁であり、
後続車や前走車との速度差には注意が必要です。