ツアーコンダクター

憧れ職業の一つ、「ツアーコンダクター」とは

世界中を飛び回る事も多いツアーコンダクターは、旅行が好きな人、また旅行分野の仕事に携わりたいと思っている人にとって、非常に重要な資格となります。
ツアーコンダクターの仕事は団体のツアーに同行し全行程を円滑に旅行者が満足できる度にするため努める仕事となります。

通常ツアーコンダクターは、旅行代理店に勤務する場合と、派遣会社などに登録しツアーコンダクターとして勤務するなどの働き方があります。

大手旅行代理店の場合、旅行客に対しての営業、旅行に関する手配、さらに添乗するなど各分野に分かれており、ツアーコンダクターはこのうち、旅行に同行する添乗員という役割を果たす場合と、旅行に関する全てについて担当する場合があります。

ツアーコンダクターの中でも海外への添乗員となる場合、一般旅管理主任者という資格が別途必要となります。
この資格は1週間程度の研修によって得る事が出来ますが、研修はかなりハードなものとなります。

海外に行くといことでお客様が満足できる旅行とするため、空港やホテルなどでトラブルが起きた場合に対応できるようにしておくことが求められます。
海外への添乗を希望される場合、英語力をつけるという事も重要です。

海外で働くということ

海外で旅行客相手をするという事は、旅行客が不安なく旅行ができるという事が第一となります。
困った時などに即利用できる英語力が必要になる事はもちろん、盗難事故や病気になった場合など、適切に判断して動くことができるようにしなければなりません。

国内とは勝手が違い、海外に行くと国内とは違うシステムという所も多いです。
旅行客と常に向き合う仕事になりますので、コミュニケーションをしっかり取れる事が必要です。

臨機応変に必要な事を考え対応するという事も大切な要素となりますので、旅行先についての文化の違いを把握しているということ、旅行に行く前にどのような万が一のトラブルが想定されるかなどを配慮しながら添乗することが求められるので、現地の事について現在の情報を持っていることも大切でしょう。

ツアーコンダクターの数はどのくらいなのか

ツアーコンダクターとして働く総数は正確に把握することはできませんが、派遣として添乗の仕事を行っているツアーコンダクター、また旅行会社の専属添乗員など合わせると、15000人もの人が資格を保有し働いているといわれています。

あるデータを見るとこのうち、派遣添乗員の8割が女性といわれ、年齢的には30代が多いというデータが出ています。
女性は元々きめ細かい配慮ができるといわれるため、旅行客に対して気配りが必要となるツアーコンダクターのような仕事はあっているのかもしれません。