フランス

フランスの概要

EU加盟国の中でも、文化芸術といったらフランスを外すことはできないでしょう。
様々な歴史に登場する国であり、あえて説明が要らないほどの知名度があります。

多くの芸術文化を生み出してきた国ではありますが、
数多くのブランドを生み出してきたファッションの国でもあります。

ドイツのような工業国ではなく、
豊かな自然も持つ農耕大国でもあるのです。
こういった違いは、広大な国土があるためです。

パリ周辺では都会的なイメージがあったり、
芸術文化の香りがしたりしますが、
南部に行けば一転して広大な土地が広がり、
移民の色も強くなっていきます。

ワーキングホリデーの渡航先として考える場合にも、
フランスといってもどこに行くかで、
その後の生活は大きく変化していくでしょう。

フランスのワーキングホリデー制度とは

申請できるのは、申請時に18歳~30歳であることが重要です。
特徴的なのは、入国日が申請時に決まっていなければいけないことや、
滞在中に延長することができないことでしょう。

他のタイプのビザへの変更も認められませんので、
改めて取得してから入国となります。

仕事については、専門職として考えられている資格を必要とする仕事にはつくことができません。
これは完全に禁止されており、
日本で専門職の職歴や資格を持っている場合には、
宣誓書を提出しなければいけません。

この宣誓書を拒否するのであれば、
請求は却下されますので、必ず守らなければいけないこととなっているのです。

フランスへの申請方法は

フランスの場合の申請書に関しては、
英語かフランス語のうちいずれかで作成していくことになります。

この際に、申請動機作文や滞在目的、宣誓書、
残高証明書や健康診断書が必要となりますが、
海外旅行保険加入証明書も必要になることを忘れてはいけません。

この保険は、クレジットカードの付帯保険では対象とはなりませんので、
自分で探して加入しておく必要があります。

審査機関は1か月程度を要するため、
渡航日から逆算して4週間前には申請しておかなければなりません。

インターネットでの申し込みはできませんので、
これも注意が必要でしょう。

大事なこととして、フランス到着時の住所を記入することがあります。

滞在中の住所である必要はありませんが、
何も決まっていない状態では、書類を受理されることはありません。

フランス語が重要な意味を持つ

フランスは、当然フランス語圏の国です。
英語圏の国とは考え方においても違いがあったりします。

日常生活においても、英語はほとんど使われることはなく、
話せたとしても日本人と同程度にとどまります。

そのため、フランス語を理解できるかどうかということは、
その後の生活に大きな影響を与えるのです。

事前にある程度話せるようになっておくことも重要ですが、
学生ビザで語学研修してから申し込むということも、
一度しか取れないワーキングホリデーのビザを無駄にしないためにも、
有効な方法になっているのです。