ドイツの大学に留学体験談

ドイツ語を学びにドイツへの留学

ドイツを学んでいる人にとってやはりドイツは、一度行ってみたい国、一度暮らしてみたい国ではないでしょうか。
アメリカなどとは違う国の雰囲気、暮らしのイメージ、歴史が古く見所も満載なドイツは留学先としても人気があります。

ケルン郊外にはたくさんの学生が暮らす寮があり、そこは学生村と呼ばれています。
木製の小さな建物だったり、その寮は様々ですが、通常こうした寮に留学生数人と共に部屋をシェアして暮らすことになります。

他の地域への留学では、共同生活を送る寮やアパートなどが非常に不衛生で、アパートのシェア暮らしに移行する方が多いと聞きますが、ドイツではそういったことも少ないようです。
日本の暮らしが衛生的過ぎるので、日本人にとってはえ?と思う事もあるかもしれません。

一般的にドイツの大学の寮は、数人で一部屋による暮らし、個別の部屋がありキッチン、バスルームは共同という事が多いようで、留学生同士料理を作ったり、一緒に買い物に行くなど、楽しく暮らせるようです。

ドイツに行くとわかる自分の能力

日本の大学ではドイツ語の成績もよく話もよく聞き取れると自信をもって留学した、しかし実際にドイツ語を勉強してきた割に自分のレベルが低いという事を痛感する事が多いです。

先生の指示もわからないなんて・・・と、留学先でしばらく落ち込むという方もいますが、だんだんと言葉に慣れてくると聞き取りできるようになりますし、慣れるまである程度の時間が必要だと考えましょう。

大学の勉強以外に、留学する事を踏まえてドイツ語を1年間ずっと学んできたという方でも、留学先で聞く本場のドイツ語はスピードも速く聞き取りにくい、はじめのうちは聞き取れない単語が何かを勉強するなどして、みなさん次第にドイツ語を理解できるようになり、話をすることもできるようになって留学が楽しくなっていきます。

ドイツ語の「出来なさ加減」にびっくりされる方も多いのですが、これは英語圏での留学も同じです。
最初はこういうものと考え、なるべくドイツ語の中にいられるように、日常生活の中でも交流を増やしていくと上達も早くなります。

語学交換パートナーを探すというのもよい方法

もっとドイツ語を話せるようになりたいという方は、タンデムパートナーを探すという方法があります。
これは語学交換という意味で、相手の方にドイツ語を学ぶ、相手の方は日本語を学ぶ、お互い出来る言葉を教え合うというものです。

募集の張り紙を寮の外に貼る、また学校の掲示板など利用できるようなら了解をとってから利用し、タンデムパートナーを探すことで、例えば週に1回、ドイツ語の新聞や雑誌などを読み、その内容について相手の方に質問してもらう、質問する等の勉強をします。

その際逆に相手の方は日本語の雑誌や本などから分からない部分を質問したり、お互いに会話して、こういう時にはこう表現する・・と母国語を指導します。
こうしたタンデムパートナーは語学上達のポイントになります。