台湾

10番目の国台湾

日本の若者が利用できるワーキングホリデーの対象国は、
世界中の国ではなく限られた国のみで利用できる制度になります。

2009年6月に日本にとって台湾は10番目のワーキングホリデーの対象国になります。

定員が決められており年間5000人が利用できる制度になります。
そのためワーキングホリデーの基本的な情報をしっかり確認する必要があります。

台湾でワーキングホリデーを体験することは可能ですが、
滞在期間は最大で360日と延長期間が認められない国になります。

日本と台湾は外交関係が公式に存在していないため、
交流会等の機関を利用してビザを申請することになります。

これが他の国と異なる注意点となり、
大使館や領事館に準ずる業務を担っていると勉強しておくことも必要です。

現地での言葉とアルバイト

台湾では、中国語が離せなければ会話ができないと考えてしまいますが、
近年日本のドラマや漫画そして歌謡曲が台湾で大変人気があります。

このおかげで日本語を話せる人が多く存在している国になります。

この影響によってある高校の第二外国語では
日本語を学ぶ学生が多く増えていることにより日本語能力検定試験を実施しています。

そのため日本語で会話をすることがある程度可能な国なので、
外国語を話すのが苦手な人にとっては大変うれしい国になります。

また、明治後期から太平洋戦争の戦後まで、
台湾は日本の統治下となっており戦後中華民国に返還された島が現在の台湾です。

中国大陸で内戦が勃発し中華人民共和国が建国されると、
中国の戦勝国だった中華民国が台湾に移ることになります。

台湾では、長い時間日本の統治下の影響のため日本語を話すことができる高齢者が今でも健在です。
そのため若い人だけでなく日本語を自由に話せる人が多いので、暮らしやすいです。

宿泊やアルバイト事情

台湾は、日本語で話すことがある程度可能な国になります。

その台湾の滞在先としてはゲストハウスを利用するのが一般的と言われています。
日本よりも物価が低いので、3,000円以下で宿泊できる
リーズナブルな宿泊施設がゲストハウスになります。

シャワーやドライヤーなど生活必需品が用意されている場合がほとんどなので、
生活をすぐに始められるメリットがあります。

通信機器、とくにインターネットの利用環境は、
個別に利用できませんが共有して利用できる環境が整えられているため、
仕事探しをするにも大変便利です。

ゲストハウスのオーナーから生活や仕事探しのアドバイスを受けることも可能です。
他の国でワーキングホリデーの時に利用できる
現地デスクの役割をゲストハウスが行っていることになります。

台湾の国が日本に比べて物価が安い国になります。

生活必需品を購入する費用も安く済み生活費用を少なく済ませることができますが、
現地でのアルバイトで確保できる収入面も安くなります。

そのため台湾でワーキングホリデーを考えているならば、
日本で必要な費用を貯めるほうが、
現地に比べて同じ時間仕事をしても多く賃金を確保することができます。