フランスの大学に留学体験談

フランス留学にあこがれる学生は多い

アメリカ、イギリス、オーストラリア、さまざまな国へ留学される学生さんが多くなっていますが、フランスへの留学も大人気です。
交換留学生プログラムの中にも、フランスへの留学があります。

フランスは旅行先としても歴史深く美しい景勝地も多い、さらに歴史的建造物等も多数存在しており、人気の高い地域です。
日本とは異なる国民性がありまた政治についても違いが大きく、生活している中でも、フランスでの暮らしは驚きの連続というくらいに違いがあります。

留学生のプログラムとしては、留学生向けのプログラムで語学、フランスの文化、政治経済、社会などの授業を受ける、その後フランス語に慣れてくる後期に、現地の学生と共に現地学生が受ける普通の講義に参加することもできます。

フランス語ができると思って現地に行ったのに、いざ聞いてみると非常に速くてついていけない、聞き取りすらできないと落ち込む方が多いようですが、これはアメリカやイギリスなどの英語圏の留学も同じです。

日本で学ぶゆっくりわかりやすく話してくれるフランス語と、現地の先生が講義で話すフランス語はそのスピードも全く違い戸惑う留学生の方が多いです。
でも現地ではフランス語を覚えて理解するしかないのですから、習うより慣れろ、努力することでしっかりフランス語をマスターできるでしょう。

文化の交流で知る日本文化を知らない自分

フランスやそのほかの国に留学すると、お互いの国についてディスカッションするという事もあります。
フランスの大学では主軸がグループワークとなる事も多く、その際、お互いの文化を理解していくという事もあります。

海外の留学生というのは自分の国の政治や経済、歴史などについてもかなり深く、自分の国を紹介するようにといわれてもかなり深いところまでしっかりと説明できます。
しかし日本人留学生はどうなのかというと、フランスに来て初めて日本文化をあまり知らない自分に気が付くといいます。

日常生活は自分流にこなしていく必要がある

日本のように何もかもがお膳立てしてくれているという事はなく、何でも自分で自立して行う事が基本となっているのがフランスです。
実際、留学生の中にトイレを自分で購入し設置しなければ暮らすことが出来なかったという経験をされている方もいます。

買い物という事についてはかなりの田舎町に行かない限り、スーパーなどがありますので食料品等様々な物を気軽に購入できます。
自分でできる事は自分で行うという意識が薄い日本人にとって、フランスの留学生活の中で、自立心をもって生活することが最もカルチャーショックになるのかもしれません。

公共交通機関が時間通りに来ない、ストップするなどの原因となるストライキなどもかなり多く、日本では経験できない様々な体験ができるという楽しさも秘めています。